忍者ブログ
 
2024.04│ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

どうも鴉です。
新年あけましておめでとうございます。
今年も残り350日程となりましたが、何卒よろしくお願いします。
 
さっそく、昨年度に続き今年もSuper GTのお話でも…
と言いたい所ですが今はまだ参加マシン等々の公式発表が一切無いので
何回かに分けながら今年のGTとスポーツカーについて、持論を展開してみたいと思います。
 
一回目の今回はズバリ今年の日本のスポーツカー市場について!
 
今年のスポーツカー業界で一番熱い話題と言えばやはり
トヨタとその舎弟…じゃなかった富士重工(スバル)が共同開発した
FT-86 / BRZ」の存在でしょう。
日産GT-R以来、久しぶりの新型スポーツカーであると同時に
「若者でも手の届くスポーツカー」をコンセプトにした1台(2台?)です。
またトヨタはかの有名な「AE-86(通称:ハチロク)」の名を冠したこともあり
昔のトヨタファンの間でも話題になってるようですね。
 
そんな「FT-86 / BRZ」について簡単にまとめてみました。
 
 
◎FT-86とBRZってどう違うん?
ぶっちゃけ一緒です。 はい。
共同開発なので基本構造はほぼ同じと言っても過言ではなさそうです。
 
最も違う個所と言えば、フロントやリアのエアロやライト周りや
内装(メーター周りやシート周り)などのデザインが異なる様です。
まぁこの程度、エアロ変えたりシート変えればもっとガラっと変わりますからね…
 
細かい点で言えばサスペンションなどがそれぞれオリジナルの物を取り入れてるそうですが
エンジンなどの根幹部分は同じなのでそう大した差にはならないと思います。
 
 
◎価格
FT-86のグレードと価格は以下の通り

RC              :199万 (エアコンなし、オーディオレスのサーキット用)
G                 :241万 (標準グレード)
GT              :279万 (上級グレード)
GT-Limited    :297万 (最上級グレード)

RCはオーディオエアコンレスですがエアコンは社外品を後付すれば安く付けられるし
オーディオも純正は大抵ショボいのでどっち道変えること考えればRCも悪くないですね。

BRZについては現在まだ未発表ですが、同じ車なので同じくらいの値段
もしくはそれ以下と思われます。
 
 
◎スペック
主な特徴としてはこんな感じ

エンジン             :    水平対向4気筒 DOHC 2リッター 直噴
最高出力            :    147kW(200ps)/7,000rpm
最大トルク            :    205(20.9)/6,600rpm
トランスミッション    :    6速MT(6速ATの設定あり)
前/後タイヤ         :    215/40 R18 or 225/40 R18
燃料タンク            :    50L

FRの2000cc/200spのNAエンジン車っことですね。
NAであることは後で細かく論説するとして、それ以外は比較的一般的な
ライトスポーツカーのスペックだと思われます。
 
唯一の特徴はエンジンが水平対向エンジンであることでしょう。
あまりこのエンジン褒めるとジジさん辺りが噛みついてきますので要点だけ説明すると
ただエンジンを横に倒した状態で搭載したエンジンってだけです。
エンジンの気筒が通常縦に並んでいますが、横に寝かせることで
地面に対して気筒が水平になるので水平対向エンジンと呼ばれます。
 
ただそれだけのことなんですが、エンジンを倒すことで車の重心が下がります。
重心が下がるということはコーナリングや加速時などで車体が安定することに繋がります。
 
逆にデメリットもありますが、これまでスバルが主に私用してきた主力エンジンを
今回はトヨタも私用することになり、このアタリがどの様に仕上がっているか楽しみですね。
 
 
◎SuperGTに参加すんの?
今のところ公式表明はしていませんが、スポーツカーとして発売した以上
SuperGTでお目見えすることはほぼ間違いないと思われます。

ただトヨタは主力SC430の後継となるにはスペック的にパワーが非力すぎるし
スバルはそもそもGT500出てないので、出るとなるとGT300でしょうね。
あとはどのショップがスポンサーになるか、ドライバーは誰なのか…
この辺りがどう動くかで今年のレースも大きく変わると思われます。
 
 
◎総評
 
勝手に格付すると、FT-86は日産:シルビア / ホンダ:インテRと同じクラスの
スポーツカーになると思います。
私はこのクラスをライトスポーツカーと呼んでおり、これとは別に
トヨタ:スープラ / 日産:GT-R / ホンダ:NSXなどをハードスポーツカーと呼んでます。
もちろん勝手にw
 
また、カッコイイ乗用車(セリカ、アルテッツァなど)をスポーティーな車と呼んでます。
決してバカにしてるわけではないですが、全部同じスポーツカーと分類されるのは
GT-R乗りの私としては癪でしてね…w
 
まぁ、私の持論は置いておいて、分かりやすく言えばGT-RがGT500のマシンなら
FT-86はGT300のマシンって感じですかね。
これなら、いぁそれは違うだろって思う人はいないと思います。
実際、若者にも買ってもらう為価格を抑えた分、派手なスペックではありませんし
GTに参加しても打倒GT-R、HSVとなるようなマシンでないのは確かです。
 
ただここ近年発売された国産スポーツカーと言えばGT-RやZなどで、
とても庶民に買えるような車ではありませんでした。
そういう意味で言えば、このクラスのスポーツカーは20年前のスポーツカーブーム以来
待望の新型スポーツカーと言えると思います。
 
しかし不景気に加え、若者の車離れが深刻な時代にこの車が受け入れられるかは…
まぁ厳しいでしょうケドね…っていやいや、私の周りでもFT-86は好評ですし
実際ファウストさんはBRZの最上位モデル買うらしいですからね。
まだまだ国産スポーツカーは捨てたものじゃないハズです。
 
マイナス点を挙げるとすると…私はやはりもう少しパワーが欲しかったかなと思います。
ってか、スポーツカーなのになんで4気筒なの? なんでNAなの?って感じです。
今回どちらの車も内装がかなり充実してると感じました。
ある意味見た目重視しすぎてるかなーと…もうちょっとデザイン削って浮いた資金で
車の性能の底上げをして欲しかったというのが正直な感想です。
 
まぁ最近のNA車はターボ無くても全く気にならない加速しますので、NAでもいいとして
せめてエンジンはV型でもいいので6気筒は欲しかったですかね。
当然エンジンが重く大きくなるのでいろいろデメリットは出てきますが、
それでも200spの2Lエンジンはライトスポーツカーとしてもちょっと非力な感が否めません。
 
…それとFT-86のリアってなんであんなにダサイの? カッコイイの前だけじゃん…
 
とは言え同じクラスでも昔のシルビアとこの新型車、同じスペックでも技術力っての物は雲泥の差がありますからね…
このスペックでもスポーツカーの走りをしてくれるのか…
こればかりは乗ってみないと分かりませんね。
って訳で発売されたら早速、試乗リサーチに行ってくる予定です。
その際はまたレポートできればと思いますのでお楽しみに。
 
長文になりましたが今回はこの辺で…
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
←No.79No.78No.77No.76No.75No.74No.73No.72No.71No.70No.69